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所作とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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所作

「美しい所作」などのように使う「所作」という言葉。

「所作」は、音読みで「しょさ」と読みます。

「所作」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「所作」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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所作の意味

「所作」には次の二つの意味があります。

1 行い。振る舞い。しわざ。
2 身のこなし。しぐさ。また、演技の動作。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

所作の意味①「行い。振る舞い。しわざ。」

「所作」の一つ目の意味は「行い。振る舞い。しわざ。」です。

この意味では、何らかの「行為」を指します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・日ごとに繰り返される彼らの所作は単調であった。
(出典:夏目漱石『明暗』)

・この男の所作は評価を離れたものになります。毀誉褒貶の外に立つべき所作であります。
(出典:夏目漱石『創作家の態度』)

・人を殺すという所作が目的になります。
(出典:夏目漱石『創作家の態度』)

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類語

行い(おこない)
意味:物事をすること。振る舞い。行為。行動。(出典:デジタル大辞泉)

仕業(しわざ)
意味:したこと。行為。所業。所為。現代語では、多く人にとがめられるような行為についていう。(出典:デジタル大辞泉)

行為(こうい)
意味:ある意思をもってするおこない。(出典:デジタル大辞泉)

行動(こうどう) 
意味:あることを目的として、実際に何かをすること。行い。(出典:デジタル大辞泉)

所作の意味②「身のこなし。しぐさ。また、演技の動作。」

「所作」の二つ目の意味は「身のこなし。しぐさ。また、演技の動作。」です。

何かをするときのちょっとした動作や身のこなしを意味します。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ただそれだけの所作なのに、まるで舞を見ているように美しい。
(出典:仁木英之『僕僕先生』)

・女を窓の方へ誘う所作をした。
(出典:夏目漱石『現代日本の開化』)

・お前の表情や所作のひとつひとつはよーく見える。
(出典:朝井リョウ『何者』)

・可愛らしい所作で、黒いノートを取り出した。
(出典:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第8巻』)

・足どりが、いつか踊りの所作に変った。
(出典:隆慶一郎『一夢庵風流記』)

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類語

仕草(しぐさ)
意味:何かをするときのちょっとした動作や身のこなし。(出典:デジタル大辞泉)

振り(ふり)
意味:人の振る舞い。しぐさ。また、なりふり。(出典:デジタル大辞泉)

身振り(みぶり)
意味:感情や意志を伝えるためのからだの動き。しぐさ。ゼスチャー。(出典:デジタル大辞泉)

手振り(てぶり)
意味:手を振ること。手を動かすこと。また、その手つき。(出典:デジタル大辞泉)

動作(どうさ)
意味:何かをしようとして、からだを動かすこと。また、そのときのからだの動き。(出典:デジタル大辞泉)

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