特集
「ネット記事の特集に興味を持つ」などのように使う「特集」という言葉。
「特集」は、音読みで「とくしゅう」と読みます。
「特集」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「特集」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
特集の意味
「特集」には次の意味があります。
・ 新聞・雑誌やラジオ・テレビなどで、特定の事件や問題をとりあげて編集したり放送したりすること。(出典:デジタル大辞泉)
「特集記事」であれば、ある一定の物事をまとめて編集した記事のことです。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・雑誌の体裁はしているが特集号なので書籍の棚に置かれていたのだろう。
(出典:筒井康隆『(「七瀬」三部作 3) エディプスの恋人』)
・何か、テレビで見たビンテージ物特集で並んでいた物にすごく似ていた。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 12 子羊たちの休暇』)
・そういう特徴のある神社だと、雑誌なんかで特集されたりしますよね。
(出典:柴田よしき『好きよ』)
・思ったとおりニュース番組では、逮捕された代議士の特集を組んでいる。
(出典:林真理子『ロストワールド』)
・之は恐らく今云った「日本的現実」を主題とした特集という意味だろう。
(出典:戸坂潤『日本イデオロギー論』)
類語
・カバーストーリー
意味:雑誌の表紙の写真・絵の関連記事。(出典:デジタル大辞泉)
・特化(とっか)
意味:ある特定の部分に重点を置くこと。(出典:デジタル大辞泉)
・特定(とくてい)
意味:特にそれと指定すること。(出典:デジタル大辞泉)
・編纂(へんさん)
意味:いろいろの原稿や材料を集めて整理し、書物の内容をつくりあげること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・編集(へんしゅう)
意味:一定の方針に従って資料を整理し、新聞・雑誌・書物などにまとめること。(出典:デジタル大辞泉)