妨害
「進路を妨害する」などのように使う「妨害」という言葉。
「妨害」は、音読みで「ぼうがい」と読みます。
「妨害」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「妨害」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
妨害の意味
「妨害」には次の意味があります。
・ 邪魔をすること。(出典:デジタル大辞泉)
「妨害」を分かりやすくいうと、物事の進行や行動を妨げることです。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・だからもっともらしいことをいって、わしを妨害しようとしておるのだ。
(出典:田中芳樹『鏡』)
・救助隊が近づいたと見てとるや、彼らはまたしても妨害に出てきました。
(出典:アーサー・C・クラーク『渇きの海』)
・今でも嶋村の調査を妨害しているものがいることを思えば、万に一つは。
(出典:新井素子『グリーン・レクイエムII緑幻想』)
・大樹たちは誰にも妨害されることなく、警備室に侵入することができた。
(出典:友野詳,高井信,山本弘『妖魔夜行 鳩は夜に飛ぶ』)
・かれが腹を立てているのは、自分の芸術的演出が妨害されたからなのだ。
(出典:タニス・リー『銀色の恋人』)
類語
・阻止(そし)
意味:妨げること。(出典:デジタル大辞泉)
・邪魔(じゃま)
意味:妨げること。(出典:デジタル大辞泉)
・阻害(そがい)
意味:妨げること。(出典:デジタル大辞泉)
・足を引っ張る(あしをひっぱる)
意味:人の成功や前進をじゃまする。(出典:デジタル大辞泉)
・障壁(しょうへき)
意味:妨げるもの。(出典:デジタル大辞泉)