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枢要とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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枢要

「枢要な地位につく」などのように使う「枢要」という言葉。

「枢要」は、音読みで「すうよう」と読みます。

「枢要」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「枢要」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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枢要の意味

「枢要」には次の意味があります。

物事の最も大切な所。最も重要であること。(出典:デジタル大辞泉)

戸をくくるための「枢」と、扇のかなめでである「要」の意を持つ2語を合わせてできた言葉です。
物事を動かす中心となる、肝心な部分のことをいいます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・第三に舞台はなるべくその国の首都もしくは枢要都市が中心になっているのがよい。
(出典:平林初之輔『私の要求する探偵小説』)

・なお一つには父が枢要の位置に居るということにも御陰を蒙っていたのであろう。
(出典:内藤鳴雪『鳴雪自叙伝』)

・一ケ月持久してよく戦ったが、この枢要の島は遂に敵の手にゆだねられた。
(出典:伊藤整『太平洋戦争日記(三)』)

・囚人の仲間には勢力のある枢要人物がいて重大事件を決行する。
(出典:森鴎外訳『諸国物語(下)』)

・そして、枢要な部分の構造などが彼に、彼女の資質を感じさせた。
(出典:川上宗薫『感度の問題』)

類語

中枢(ちゅうすう)
意味:中心となる大切なところ。(出典:デジタル大辞泉)

枢機(すうき)
意味:中心となる大切なところ。(出典:デジタル大辞泉)

機軸(きじく)
意味:物事の中心となるところ。(出典:デジタル大辞泉)

中心(ちゅうしん)
意味:主だったものが集中する場所。(出典:精選版 日本国語大辞典)

基幹(きかん)
意味:物事のおおもと、中心となるもの。(出典:デジタル大辞泉)

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