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埒外とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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埒外

「興味関心の埒外だった」などのように使う「埒外」という言葉。

「埒外」は、音読みで「らちがい」と読みます。

「埒外」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「埒外」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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埒外の意味

「埒外」には次の意味があります。

ある物事の範囲の外。(出典:デジタル大辞泉)

「関心の埒外」であれば、「興味の範囲外」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・日本人一般の、理解の埒外にはみ出るくらいに彼は人間として偉かった。
(出典:五味康祐『西方の音』)

・しかし、開戦と同時に彼女も戦争の埒外におかれるわけにはいかなかった。
(出典:富野由悠季『機動戦士ガンダムI』)

・そして切嗣の選択は、綺礼にとってあまりにも理解と許容の埒外にあった。
(出典:虚淵玄『Fate/Zero Vol.4 「煉獄の炎」』)

・人食い人種が文明社会の埒外にあるのと同様、私も世間の外にいた。
(出典:ミラー/大久保康雄訳『南回帰線(上)』)

・まつたくあれが子供の口かと思ふと、埒外の私達でさへ驚いて顔を見合せたのである。
(出典:牧野信一『泉岳寺附近』)

類語

圏外(けんがい)
意味:ある条件の枠の外。(出典:デジタル大辞泉)

枠外(わくがい)
意味:わくのそと。(出典:デジタル大辞泉)

域外(いきがい)
意味:ある一定の範囲の外。(出典:デジタル大辞泉)

・蚊帳の外(かやのそと)
意味:物事に関与できない位置に置かれること。(出典:デジタル大辞泉)

外方(がいほう)
意味:ある範囲のそと。(出典:デジタル大辞泉)

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