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縊死とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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縊死

「謎の縊死が発見された」などのように使う「縊死」という言葉。

「縊死」は、音読みで「いし」と読みます。

「縊死」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「縊死」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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縊死の意味

「縊死」には次の意味があります。

首をくくって死ぬこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「縊死」は「くびれじに」と読む場合もありますが、意味は同じです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そうして、その夜の私にとって、縊死は、健康の処生術に酷似していた。
(出典:太宰治『狂言の神』)

・仁平がそこで初めて目のあたりにした縊死体は、最後の三人目であった。
(出典:岩井志麻子『夜啼きの森』)

・のみならず万一成就するとしても縊死よりも苦痛は多いわけである。
(出典:芥川竜之介『或旧友へ送る手記』)

・私はもう何度も縊死体といふものを見たことがあるが、実際見られたものぢやない。
(出典:北条民雄『柊の垣のうちから』)

・瞼を開いたのは、内方の一人が乙女の縊死を告げにきたときであった。
(出典:皆川博子『乱世玉響』)

類語

首くくり(くびくくり)
意味:首をくくって死ぬこと。(出典:デジタル大辞泉)

首吊り(くびつり)
意味:首をつって死ぬこと。(出典:デジタル大辞泉)

絞死(こうし)
意味:紐などを用い頸部を絞めることで死ぬこと。(出典:デジタル大辞泉)

縊首(いしゅ)
意味:首をくくって死ぬこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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