偉人
「偉人に憧れる」などのように使う「偉人」という言葉。
「偉人」は、音読みで「いじん」と読みます。
「偉人」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「偉人」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
偉人の意味
「偉人」には次の意味があります。
・すぐれた仕事をなしとげ、多くの人から尊敬される人。偉大な人。(出典:デジタル大辞泉)
言い換えると、「偉人」は「尊敬に値する功績を残した、偉い人」を意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・だが父親の方は、諸国民の意見によれば、いまもなお偉人なのである。
(出典:スタンダール/白井浩司訳『恋愛論』)
・日本の民衆の苦悩を、もっともよく理解して下さった日本の偉人である。
(出典:武田泰淳『快楽』)
・そして彼は偉人であったために、それだけ不幸ともまた幸とも言える。
(出典:ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』)
・だから勇気は伝説の偉人だけでなく、誰もが持っているものです。
(出典:ヤマグチノボル『ゼロの使い魔 第7巻 <銀の降臨祭>』)
・それから、過去に素敵なことをしてくれた偉人に対する感謝の気持ちである。
(出典:茂木健一郎『思考の補助線』)
類語
・英雄(えいゆう)
意味:才知・武勇にすぐれ、常人にできないことを成し遂げた人。(出典:デジタル大辞泉)
・ヒーロー
意味:敬慕の的となる人物。英雄。(出典:デジタル大辞泉)
・巨人(きょじん)
意味:その分野ですぐれた能力をもち、偉大な業績のある人。(出典:デジタル大辞泉)
・巨星(きょせい)
意味:輝かしい業績をあげた偉大な人物。大人物。(出典:デジタル大辞泉)
・大人物(だいじんぶつ)
意味:度量の大きな人物。偉大な人物。(出典:デジタル大辞泉)