コーヒー
「目覚めのコーヒー」などのように使う「コーヒー」という言葉。
英語では「coffee」と表記します。
「コーヒー」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「コーヒー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
コーヒーの意味
「コーヒー」には次の意味があります。
・コーヒーノキの種子（コーヒー豆）を乾燥し，炒(い)り，粉にし，熱湯で浸出した飲料。（出典：百科事典マイペディア）
乾燥させたコーヒー豆を焙煎して挽き、粉状にしたものに熱湯をかけ、抽出した飲み物のことです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・コーヒーでも一杯やったら頭がすっきりするだろうと思いました。
（出典：A・C・ドイル『新潮文庫 シャーロックホームズ全集 海軍条約文書事件』）
・そのコーヒーを飲んでしまったら、いっしょに僕の家へ来たほうがいいね。
（出典：A・C・ドイル『新潮文庫 シャーロックホームズ全集 高名な依頼人』）
・ウールワースのレストランで飲む朝のコーヒーを、ぼくは嫌いではない。
（出典：片岡義男『頬よせてホノルル』）
・わが女神のつくったコーヒーはいつもよりもいちだんとうまく思われた。
（出典：カザノヴァ／田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』）
・それで最後のコーヒーが終るのが、朝の四時か五時であるという話だ。
（出典：なだいなだ『パパのおくりもの』）
類語
・コーヒーノキ
意味：アカネ科の常緑小高木で，熱帯アフリカ原産。熱帯各地で大規模に栽培されている。（出典：ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典）
・焙煎（ばいせん）
意味：コーヒー豆などを焙(ほう)じて煎(い)ること。（出典：デジタル大辞泉）
・嗜好品（しこうひん）
意味：栄養摂取を主要な目的とせず、香味や快い刺激などを楽しむため用いるもの。（出典：日本大百科全書(ニッポニカ)）
・エスプレッソ
意味：イタリア製の蒸気摘出式コーヒー抽出器。挽いたコーヒー豆に蒸気を含ませ圧縮して絞り出すもの。また、その方式で淹(い)れたコーヒー。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・カフェラテ
意味：温めた牛乳にコーヒー（エスプレッソであることが多い）を加えた飲み物。（出典：デジタル大辞泉）
