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諫言とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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諫言

「上官に諫言する」などのように使う「諫言」という言葉。

「諫言」は、音読みで「かんげん」と読みます。

「諫言」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「諫言」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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諫言の意味

「諫言」には次の意味があります。

目上の人の過失などを指摘して忠告すること。また、その言葉。(出典:デジタル大辞泉)

立場が上の人に対してはっきりと改めるべき点を指摘することを意味します。
「諫」の字には「さとす」や「いさめる」などの意味があります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・もし、わたしが悪政を行なったならば、思うままに諫言してもらいたい。
(出典:水野良『ロードス島戦記 7 ロードスの聖騎士(下)』)

・多分ある程度の諫言はしたであろうが、それは徹底したものではなかった。
(出典:海音寺潮五郎『列藩騒動録(三)』)

・覚悟の諫言であったが、そこまでの処罰は予想していなかった、という表情であった。
(出典:城山三郎『打出小槌町一番地』)

・ところが、これほどの暴政を諫言した者が、ただの一人もいない。
(出典:海音寺潮五郎『史談と史論(上)』)

・というより、諫言を得る友として信頼し、おいてあるのである。
(出典:富野由悠季『機動戦士ガンダムIII』)

・兄も不同意とあるからは一応の意見も諫言も試みたに相違ない。
(出典:岡本綺堂『小坂部姫』)

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類語

諌める(いさめる)
意味:主に目上の人に対して、その過ちや悪い点を指摘し、改めるように忠告する。諫言する。(出典:デジタル大辞泉)

・諫め(いさめ)
意味:いさめること。忠告。諫言。(出典:デジタル大辞泉)

諭す(さとす)
意味:目下の者に物事の道理をよくわかるように話し聞かせる。納得するように教え導く。(出典:デジタル大辞泉)

戒める(いましめる)
意味:まちがいをしないように前もって注意する。教えさとす。また、してはいけないと命ずる。禁止する。(出典:デジタル大辞泉)

・戒め(いましめ)
意味:前もって注意すること。また、その言葉。訓戒。(出典:デジタル大辞泉)

忠告(ちゅうこく)
意味:まごころをもって人のあやまち・欠点を指摘し、戒めさとすこと。また、そのことば。こころぞえ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

進言(しんげん)
意味:目上の者に対して意見を申し述べること。(出典:デジタル大辞泉)

・忠言(ちゅうげん)
意味:まごころからいさめる言葉。忠告の言葉。(出典:デジタル大辞泉)

・訓戒(くんかい)
意味:物事の理非・善悪を教えさとし、いましめること。(出典:デジタル大辞泉)

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