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併発とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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併発

「病気を併発する」などのように使う「併発」という言葉。

「併発」は、音読みで「へいはつ」と読みます。

「併発」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「併発」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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併発の意味

「併発」には次の意味があります。

二つ以上のことが同時に起こること。また、起こすこと。(出典:デジタル大辞泉)

「併発」をわかりやすく言うと、「同時多発」という意味です。
病気の発症に対して使うことが多いです。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・手術が成功したかに見えたんだが、肺炎を併発したのが命取りでね。
(出典:西村京太郎『寝台特急(ブルートレイン)殺人事件』)

・その上、産後の肥立ちが悪く、関節炎をも併発し、ずっと寝込んでいた。
(出典:ドウス昌代『東京ローズ』)

・タラは二日酔いと鼻風邪を併発し、翌日は午後遅くなってから出勤した。
(出典:久美沙織『SPEAK EASYの魚たち』)

・そのいくつかが併発して王国を滅ぼしたのかもしれないし、まったく知られていない大きな原因があったのかもしれない。
(出典:安田均,下村家惠子『ソード・ワールド・ノベル 死せる神の島(上)』)

・あの年になると、肺炎を併発するおそれがあるが、よくなる期待もかけられるよ。
(出典:チャペック/樹下節訳『山椒魚戦争』)

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類語

派生(はせい)
意味:もとのものから分かれて生じること。(出典:デジタル大辞泉)

連鎖(れんさ)
意味:物事が互いにつながっていること。また、そのつながり。(出典:デジタル大辞泉)

同時に(どうじに)
意味:同じ時に。いちどきに。(出典:デジタル大辞泉)

重なる(かさなる)
意味:ある物事に、さらにそれと同類の物事が加わる。(出典:デジタル大辞泉)

倶発(ぐはつ)
意味:一時に発生すること。同時に発覚すること。(出典:デジタル大辞泉)

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