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具申とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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具申

「大臣に具申する」などのように使う「具申」という言葉。

「具申」は、音読みで「ぐしん」と読みます。

「具申」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「具申」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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具申の意味

「具申」には次の意味があります。

くわしく申し述べること。特に、上役や上位機関に対して、仕事に関する自分の意見や事情をくわしく申し述べること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

主として立場が上の人などに、自らの考えや案などを説明することを意味します。
「具」の字には「くわしい」という意味があります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・山岳戦闘の経験のある兵らがその経験を上層部に具申したようだ。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 14-山口防衛戦3』)

・最初、私が具申した意見には誰も関心をもってくれなかった。
(出典:ヴィドック/三宅一郎訳『ヴィドック回想録』)

・陸相が変るたびに事業内容を具申にいかねばならない。
(出典:渡辺淳一『光と影』)

・佐々は最も大規模な戦略を立て、信長に意見具申して、実行にうつした。
(出典:海音寺潮五郎『新太閤記(三)』)

・過去の体験からしても、中央部はきまって意見具申を拒否してきます。
(出典:半藤一利『ノモンハンの夏』)

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類語

進言(しんげん)
意味:目上の者に対して意見を申し述べること。(出典:デジタル大辞泉)

答申(とうしん)
意味:上司の問いに対して、意見を申し述べること。特に諮問機関が、諮問を受けた事項について行政官庁に意見を具申すること。(出典:デジタル大辞泉)

上申(じょうしん)
意味:上役、上官、支配者などに意見や事情を申しあげること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

申し立てる(もうしたてる)
意味:特に取り上げて申し上げる。また、公的機関・上位者などに対して、自分の意見や希望を強く述べる。(出典:デジタル大辞泉)

建白(けんぱく)
意味:政府や上役などに自分の意見を申し立てること。(出典:デジタル大辞泉)

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