インストラクター
「インストラクターに教わる」などのように使う「インストラクター」という言葉。
「インストラクター」は、英語で「instructor」と表記します。
「インストラクター」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「インストラクター」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
インストラクターの意味
「インストラクター」には次の意味があります。
・指導員。特に、スキー・テニスやOA機器などの技術を指導する人。(出典:デジタル大辞泉)
指導者だけでなく教育や訓練の担当者も意味します。多くは指導者用の教育を経てインストラクターの資格を有しており、マニュアルに沿って指導を行います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・青豆が個人インストラクターをしていた人々の名前を牛河は手に入れていた。
(出典:村上春樹『1Q84 BOOK3』)
・それは自分も自覚していたから、最初はインストラクターに教えてもらった。
(出典:群ようこ『猫と海鞘(ほや)』)
・場合によっては前に倒れそうになり、インストラクターに抱きかかえられる。
(出典:清水義範『いい奴じゃん』)
・指導しているのは黄色い帽子を被った男女七人の若いインストラクターだった。
(出典:足立倫行『妖怪と歩く ドキュメント・水木しげる』)
・社員教育のインストラクターが勤まりそうな、流れるような動作だった。
(出典:宮部みゆき『龍は眠る』)
類語
・コーチ
意味:運動競技の技術を指導したり教えたりすること。また、その人。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・指南役(しなんやく)
意味: 物事を指南する役。(出典:デジタル大辞泉)
・先生(せんせい)
意味:学問や技術・芸能を教える人。特に、学校の教師。また、自分が教えを受けている人。(出典:デジタル大辞泉)
・師資(しし)
意味:師と頼むこと。また、師匠。(出典:デジタル大辞泉)
・指導者(しどうしゃ)
意味:学問、研究などの指導をする人。(出典:精選版 日本国語大辞典)