スウェットシャツ
「スウェットシャツとデニムを合わせる」などのように使う「スウェットシャツ」という言葉。
英語では「sweat shirt」と表記します。
「スウェットシャツ」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「スウェットシャツ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
スウェットシャツの意味
「スウェットシャツ」には次の意味があります。
・スウェット素材で作った、スポーツ用のセーター。動きやすいようにゆったりしている。（出典：デジタル大辞泉）
日本ではトレーナーと呼ばれることも多いです。
「スウェット」は「綿を平編みにしたニット生地」を意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・淡いグレーのスウェットシャツに同色のジョッパーズパンツをはいている。
（出典：小池真理子『墓地を見おろす家』）
・男好きのする二十代後半のスウェットシャツを着た女に目くばせする。
（出典：石田衣良『池袋ウエストゲートパーク 第2巻 少年計数機』）
・長身にスウェットシャツと作業パンツ。
（出典：打海文三『裸者と裸者(下) 邪悪な許しがたい異端の』）
・スウェットシャツにスウェットパンツという寝間着姿で、液晶モニターを見つめていた。
（出典：西野かつみ『かのこん 第4巻 ~オトメたちのヒミツ~』）
・三カ月まえまではコーラの染みがねばつくGAPのスウェットシャツだったのだから、たいへんな進歩だ。
（出典：石田衣良『波のうえの魔術師』）
類語
・トレーナー
意味：運動選手などが練習着の上に着用する上着。多くは綿ジャージー製で、かぶり式のゆったりとしたものが多い。現在では一般に、日常着として広く用いられる。スエット‐シャツ。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・ジャージー
意味：(イギリス海峡のジャージー島の漁夫用衣料に用いられていたことによる) メリヤス地の総称。毛、綿、絹、化繊などの糸を用いて編み、縮絨(しゅくじゅう)仕上げをほどこしたもの。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・スウェットパンツ
意味：スウェット素材などで作ったスポーツ用のズボン。（出典：デジタル大辞泉）
・スウェット
意味：汗をよく吸収するように開発された服飾用の素材をいう。多く、木綿の裏側を起毛させたメリヤスが使われる。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・メリヤス
意味：莫大小，目利安などの字をあてる。ジャージー，トリコットなどを含めた機械編み布地の総称。（出典：ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典）
