アパレル
「アパレル業界」などのように使う「アパレル」という言葉。
英語では「apparel」と表記します。
「アパレル」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「アパレル」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
アパレルの意味
「アパレル」には次の意味があります。
・服装、装いなど衣服の総称。衣服産業、既製服を扱う業種の総称として使われる。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「アパレル」をわかりやすくいうと、「身にまとうもの全般」をあらわす言葉になります。
衣服(とくに既製服)に関係する産業のことを「アパレル産業」といいます。
英語で衣服や服装という意味もある言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そして、一年後、大手アパレル・メーカーのキャンペーン・ガールに起用されてしまった。
(出典:喜多嶋隆『ビーチサンダルで告白した』)
・郷子は結婚前、ほんの短期間だがアパレル系商社でOLをしていた。
(出典:平安寿子『くうねるところすむところ』)
・男が歩いている場所は住宅街だが、それでもあちこちにアパレル会社が点在している。
(出典:柳美里『タイル』)
・生き馬の目を抜くと言われるアパレルの世界で、道徳や良心などとっくに忘れてしまっていたし、もともとそんな柄ではなかった。(出典:浅田次郎『鉄道員(ぽっぽや)』)
・これは不況にあえぐアパレル業界では毎日のお題目のようなものだ。
(出典:浅田次郎『月のしずく』)
類語
・衣装(いしょう)
意味:着物。衣服。(出典:デジタル大辞泉)
・衣料(いりょう)
意味:衣服や下着類。また、衣服の材料となる布など。(出典:デジタル大辞泉)
・着類(きるい)
意味:身にまとう物。衣類。(出典:デジタル大辞泉)
・ウエア(wear)
意味:着るもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・洋服(ようふく)
意味:西洋風の衣服。西洋服。(出典:精選版 日本国語大辞典)