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生真面目とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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生真面目

「生真面目な人」などのように使う「生真面目」という言葉。

「生真面目」は、「生真面」が訓読み、「目」が音読みで「きまじめ」と読みます。

「生真面目」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「生真面目」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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生真面目の意味

「生真面目」には次の意味があります。

非常にまじめなこと。まじめすぎて融通のきかない・こと(さま)。(出典:大辞林 第三版)

「生真面目」は、人の性格を表す言葉です。
良い意味では、真心のあることや、誠実であることを意味しますが、悪い意味では、融通がきかない、という意味で使います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・安積の大きな躯からだの中には、少年のように生真面目な性格が隠されている。
(出典:藤沢周平『回天の門』)

・青年が妙に生真面目な顔つきで言ったので、三輪子は再び笑い声をあげた。
(出典:小池真理子『天の刻(とき)』)

生真面目にも上履きの横に小さく名前を書いているのがこいつらしい。
(出典:谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』)

・ぼくはこれ迄に、竪いとか生真面目とか冷やかされるのが普通であった。
(出典:眉村卓『不定期エスパー4』)

・時給は四百円と高くはなかったが、彼は生真面目に仕事をこなした。
(出典:原田宗典『人の短篇集』)

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類語

愚直(ぐちょく)
意味:正直すぎて気のきかない・こと(さま)。馬鹿正直。(出典:大辞林 第三版)

頑固(がんこ)
意味:かたくなで、なかなか自分の態度や考えを改めようとしないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

一途(いちず)
意味:一つのことだけに打ち込むこと。ひたむきなさま。(出典:大辞林 第三版)

石頭(いしあたま)
意味:融通がきかず、考え方がかたくなであること。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

堅物(かたぶつ)
意味:きまじめで融通のきかない人。(出典:大辞林 第三版)

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