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鬼に金棒とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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鬼に金棒

「銃があれば鬼に金棒だ」などのように使う「鬼に金棒」という言葉。

「鬼に金棒」は、音読みで「おににかなぼう」と読みます。

「鬼に金棒」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「鬼に金棒」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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鬼に金棒の意味

「鬼に金棒」には次の意味があります。

ただでさえ強いものに、一層の強さが加わること。(出典:デジタル大辞泉)

すでに強い鬼に強力な武器を持たせて、さらに強くなることを意味しており、比喩的に強者に何かが加わりより一層強くなる様子を表します。
また、強さだけでなく、美しいものがより美しくなるなど、何かが加わることにより、物事や人がより一層よくなることを意味する場合もあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・これらと彼の天性の美声と結びついたのだから、まさに鬼に金棒である。
(出典:大宅壮一『炎は流れる1 明治と昭和の谷間』)

・むろん、もともと頭はよかったのですから、次の年は、もう鬼に金棒です。
(出典:つかこうへい『傷つくことだけ上手になって』)

・少し参戦が遅くとも、一万五千の精鋭が加われば鬼に金棒だと思えた。
(出典:茶屋二郎『遠く永い夢(下)-関ヶ原 戦勢逆転の真実』)

・そのうえに釣り針と釣り糸があったら、それこそ鬼に金棒というものだ。
(出典:ニコル『C・W・ニコルの旅行記』)

・大半の資金をアメホンで面倒みるというのであれば、まさに“鬼に金棒”。
(出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(下)』)

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類語

駆ける馬にも鞭(かけるうまにもむち)
意味:勢いのついているときに、さらに勢いをつけること。(出典:ことわざを知る辞典)

獅子に鰭(ししにひれ)
意味:強いものが有利な条件を得て、ますます強くなることのたとえ。(出典:デジタル大辞泉)

虎に翼(とらにつばさ)
意味:ただでさえ威力の備わっているものがさらに威力を加えること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

竜に翼を得たる如し(りゅうにつばさをえたるごとし)
意味:強いものにさらに強さを加えること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

心強い(こころづよい)
意味:頼りになるものがあって安心である。心丈夫だ。気強い。(出典:デジタル大辞泉)

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