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鼬ごっことは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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鼬ごっこ

「鼬ごっこが続く」などのように使う「鼬ごっこ」という言葉。

「鼬ごっこ」は、訓読みで「いたちごっこ」と読みます。

「鼬ごっこ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「鼬ごっこ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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鼬ごっこの意味

「鼬ごっこ」には次の意味があります。

互いに同じようなことをいつまでも繰り返すだけで、決着がつかないこと。(出典:デジタル大辞泉)

「鼬ごっこ」は、もともとは子供の遊びの一つで、二人がお互いの手の甲をつねって重ねていくキリがない遊びです。
そこから転じて「鼬ごっこ」は「いつまでも同じことを繰り返し、キリがないこと」という意味の慣用句になりました。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・日本国内のサイトを一つずつ潰しても、鼬ごっこにすぎず、結局は、海外のサイトに逃避するだけなのだ。
(出典:貴志祐介『青の炎』)

・何たる苦しみの鼬ごっこだ!
(出典:松永延造『職工と微笑』)

・恐るべき鼬ごっこがはじまった。
(出典:菊地秀行『トレジャー・ハンター05 エイリアン怪猫伝』)

・これを鼬ごっこの疲労儲けと解して、岐道へ外れた人は退屈と不安があるばかりで、生涯、人生の味は解し得られないのであります。
(出典:岡本かの子『仏教人生読本』)

・こんな風に二人は鼬ごっこをして褒めちぎる。
(出典:森鴎外訳『諸国物語(上)』)

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類語

押し問答(おしもんどう)
意味:互いに自分の主張を譲らずに言い張ること。 (出典:大辞林 第三版)

水掛け論(みずかけろん)
意味:互いに自分の主張にこだわって論旨がかみあわず、際限なく続く議論。 (出典:大辞林 第三版)

埒が明かない(らちがあかない)
意味:物事の決まりがつかない。事態が進展しない。決着がつかない。(出典:大辞林 第三版)

頭打ち(あたまうち)
意味:物事が限界に達して、進展の見込みがないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

手詰まり(てづまり)
意味:打つべき手段・方法がつきて困ること。(出典:大辞林 第三版)

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