節約
「費用を節約する」などのように使う「節約」という言葉。
「節約」は、音読みで「せつやく」と読みます。
「節約」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「節約」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
節約の意味
「節約」には次の意味があります。
・むだ遣いをやめて切りつめること。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言えば「お金や物を無駄に使わないこと」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・五〇マイルを経過したところで、燃料節約のためまず魚雷が捨てられた。
(出典:吉田満,原勝洋『ドキュメント戦艦大和』)
・どんどん弾丸を供給すると同時に、これを節約しなければならなかった。
(出典:ユゴー/榊原晃三訳『九十三年』)
・あの車をかっぱらってロンドンに向かった方が時間を節約できたか!!
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第18巻』)
・ほとんどの男が、半分の金を節約するより二倍食べるほうを選ぶようだった。
(出典:田中哲弥『大久保町の決闘』)
・貯金はあるだけ持ってきてはいたらしいが、節約しなければならない。
(出典:内田春菊『あたしが海に還るまで』)
類語
・倹約(けんやく)
意味:むだを省いて出費をできるだけ少なくすること。(出典:デジタル大辞泉)
・節電(せつでん)
意味:電力の使用を節約すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・節水(せっすい)
意味:水をむだに使わないようにすること。(出典: デジタル大辞泉 )
・質素(しっそ)
意味:生活などがぜいたくでなく、つつましくて倹約なこと(出典:デジタル大辞泉)
・緊縮(きんしゅく)
意味:支出を切りつめること。(出典: デジタル大辞泉 )