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機密とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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機密

「機密文書を扱う」などのように使う「機密」という言葉。

「機密」は、音読みで「きみつ」と読みます。

「機密」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「機密」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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機密の意味

「機密」には次の意味があります。

政治・軍事上、きわめて重要な事柄についての秘密。(出典:デジタル大辞泉)

「機密」とは「枢機に関する秘密」からきている言葉です。枢機とは「物事の一番大切なところ」という言葉ですので、つまり「機密」とは「物事の一番大切なところの秘密」という意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・バッハの仕事が機密の領域にはいったことは、これがはじめてなのだが。
(出典:ジョン・ヴァーリイ『ブルー・シャンペン』)

・いうまでもなく、この重要な研究は最高機密のうちに行なわれていた。
(出典:E・R・バローズ『創元初訳版/金星シリーズ(全5巻) 5 金星の魔法使』)

・そうかと思うと、通信の施設などは総動員機密として指定され得るという。
(出典:戸坂潤『現代日本の思想対立』)

・とすると、自分たちは地下で、軍の機密に触ふれてしまったのだろうか。
(出典:野尻抱介『クレギオン 4 サリバン家のお引越し』)

機密の保持は関与する人間が少なければ少ないほど完全になります。
(出典:森村誠一『人間の証明』)

類語

極秘(ごくひ)
意味:絶対に秘密であること。外部には絶対に漏らしてならないこと。(出典:デジタル大辞泉)

トレードシークレット
意味:機密事項として管理されている、企業の顧客情報や未公開の新製品、ノウハウなど、企業に経済利益を与える情報。企業秘密。(出典:デジタル大辞泉)

トップシークレット
意味:最高機密。極秘。特に、国家機密、軍事機密についていう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

禁秘(きんぴ)
意味:堅く秘密にして、決して見せないこと。(出典:デジタル大辞泉)

奥義(おうぎ)
意味:学問・技芸・武芸などの最も奥深い大切な事柄。極意。おくぎ。(出典:デジタル大辞泉)

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