突拍子
「突拍子もない」などのように使う「突拍子」という言葉。
「突拍子」は、音読みで「とっぴょうし」と読みます。
「突拍子」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「突拍子」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
突拍子の意味
「突拍子」には次の意味があります。
・調子はずれなこと。度はずれなこと。(出典:デジタル大辞泉)
平安・鎌倉時代に流行していた七五調のうたの中で、拍子を突然はずしてうたの調子の変化を楽しむ部分を「突拍子」と呼んでいたことから、調子はずれや意外なことなどの意味で用いられています。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・仲間を、信じる。俺の仲間は決してあんな突拍子もない陰謀の片棒なんか担がないはずだ。(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 6 罪滅ぼし編』)
・突拍子もないような質問をして、その答えから相手の力量を測るというもの。(出典:支倉凍砂『狼と香辛料XII』)
・彼は突拍子もないことをすることはあるけど、世間一般の常識を備えた社会人だ。(出典:神崎京介『密室事情』)
・あまりに突拍子のない話で冗談としか思えなかったのだ。(出典:玉木ゆら『月にむらくも、恋嵐』)
・彼はホントにすごいやつだと、ぼくは思った。ここぞというところでよく打ってくれたし、突拍子もないダイナミックなプレイも見せてくれた。(出典:山際淳司『ナックルボールを風に』)
類語
・意表(いひょう)
意味:全く考えていなかったこと。また、そのさま。意外。(出典:デジタル大辞泉)
・奇抜(きばつ)
意味:思いもよらないほど風変わりなこと。人の意表をつくこと。とっぴであるさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・予想外(よそうがい)
意味:予想と違ったなりゆきとなること。思いがけない事態が生じること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・型破り(かたやぶり)
意味:一般的、常識的な型や方法にはまらないこと。また、そのようなやり方であるさま。(出典:デジタル大辞泉)
・奇想天外(きそうてんがい)
意味:思いもよらないような奇抜なこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)