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無礼講とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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無礼講

「無礼講の席」などのように使う「無礼講」という言葉。

「無礼講」は、音読みで「ぶれいこう」と読みます。

「無礼講」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「無礼講」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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無礼講の意味

「無礼講」には次の意味があります。

身分の上下・礼儀を捨てて行なう酒宴・会合。(出典:精選版 日本国語大辞典)

古来日本では祭り事などの神事の際、神に供えたお酒を身分の高い人から頂くことを「礼講」と呼び、「礼講」が終わると上下の関係を気にせずにお酒を頂くことができた事が「無礼講」の由来となっています。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

無礼講の席で、若い衆が口にしたことを根に持つような奴は、男じゃないよ。(出典:佐竹一彦『刑事部屋』)

・今日が無礼講だって事ぐらい、わたし達だって承知してますから。(出典:奈須きのこ『歌月十夜-10 遠野家のコン・ゲーム』)

・さっきもいったろう。おれはわけへだてが大きらいなんだから、無礼講でやろうじゃねえか。(出典:興津要『古典落語(上)』)

・道の両側とも果てしない駐車の列で、今夜は路上駐車も無礼講らしい。(出典:松平維秋『松平維秋の仕事』)

・忘年会だか新年会だか、ともかく勤務先の無礼講の帰り、酔った勢いで妻のアパートに転がりこんでしまった。(出典:浅田次郎『姫椿』)

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類語

ざっくばらん
意味:遠慮がなく率直なさま。もったいぶったところがなく、素直に心情を表すさま。(出典:デジタル大辞泉)

城府を設けずじょうふをもうけず
意味:相手に対して、へだてなくうちとける。(出典:精選版 日本国語大辞典)

箍を外すたがをはずす
意味:規律や束縛から抜け出す。はめを外す。(出典:デジタル大辞泉)

裃を脱ぐかみしもをぬぐ
意味:堅苦しい態度を捨てて打ち解ける。(出典:デジタル大辞泉)

忌憚のないきたんのない
意味:遠慮をしない。率直な。(出典:デジタル大辞泉)

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