税金
「税金を納める」などのように使う「税金」という言葉。
「税金」は、音読みで「ぜいきん」と読みます。
「税金」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「税金」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
税金の意味
「税金」には次の意味があります。
・ 国または地方公共団体に租税として納付する金銭。(出典:デジタル大辞泉)
国に納める税金は「国税」、地方公共団体に納める税金は「地方税」に分類されます。
日本では「消費税」「所得税」「住民税」などの税金があります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・明らかにまたも税金の話になり、二人の男は言い合いをしているようだ。
(出典:イエイツ/井村君江訳『ケルトの薄明』)
・税金をふんだくられるのは頭にくるが、そんなものは真の怒りではない。
(出典:つかこうへい『傷つくことだけ上手になって』)
・彼は兄の幸福などよりは今年納める税金のことの方が大事だと考えた。
(出典:十一谷義三郎『青草』)
・連中はわたしたちが預けている税金をいったいどこに使っているのだ。
(出典:井上ひさし『コメの話』)
・消防って組織を作って、それを税金で運営するって決めたのは国だ。
(出典:日明恩『埋み火』)
類語
・タックス
意味:税金。(出典:デジタル大辞泉)
・徴租(ちょうそ)
意味:租税をとりたてること。(出典:デジタル大辞泉)
・課税(かぜい)
意味:租税を義務者に割り当てること。(出典:デジタル大辞泉)
・公租(こうそ)
意味:おおやけの目的のために課せられ、納付する金銭。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・寄与(きよ)
意味:社会や人のために役に立つこと。(出典:デジタル大辞泉)