幼馴染
「幼馴染の少年」などのように使う「幼馴染」という言葉。
「幼馴染」は、訓読みで「おさななじみ」と読みます。
「幼馴染」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「幼馴染」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
幼馴染の意味
「幼馴染」には次の意味があります。
・幼い時に親しみ馴れていたこと。また、その人。(出典:精選版 日本国語大辞典)
最近では、幼い頃に親しくしていた異性の友人という意味でも用いられています。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ちらりと視線を右に振ると、幼馴染の少年は椅子の上で軽く唇を噛んでいた。(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第3巻 -夕闇の略奪者』)
・童顔の優しい顔つきをした少年で、神名にとっては親友であり幼馴染だ。(出典:花鳳神也『死神とチョコレート・パフェ 3』)
・今まで意識していなかった存在だったけど、ある日あるとき、それが意識され、娘はその幼馴染に恋をした。(出典:奈須きのこ『歌月十夜-20 夢姫』)
・兄も、幼馴染のあの姉さんが、好きだったのかもしれませんねえ。(出典:真尾悦子『いくさ世を生きて ―沖縄戦の女たち』)
・幼馴染の良さは幼少の頃からの思い出を共有している事だ。幼馴染イベントとして一緒にお昼寝、一緒にお風呂など萌えエピソードは数多い。(出典:沖田雅『先輩とぼく 2』)
類語
・幼友達(おさなともだち)
意味:幼いときの友達。また、幼いときから親交が続いている友達。(出典:デジタル大辞泉)
・竹馬の友(ちくばのとも)
意味:幼いころに、ともに竹馬に乗って遊んだ友。幼ともだち。幼なじみ。(出典:デジタル大辞泉)
・旧友(きゅうゆう)
意味:昔の友だち。古くからの友人。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・昔馴染(むかしなじみ)
意味:昔から親しんだ知り合い。また、その人。また、昔の親友。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・古馴染み(ふるなじみ)
意味:古くから親しくしていること。また、以前親しくしていたこと。また、その人。昔なじみ。(出典:デジタル大辞泉)