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一言半句とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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一言半句

「一言半句もでてこない」などのように使う「一言半句」という言葉。

「一言半句」は、音読みで「いちごんはんく」と読みます。

「一言半句」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「一言半句」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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一言半句の意味

「一言半句」には次の意味があります。

ほんの少しの言葉。(出典:デジタル大辞泉)

「一言」「半句」のどちらも「少しの言葉」という意味を持つ熟語です。
対義語には、「多くの言葉」という意味をもつ「千言万語」が挙げられます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・しかも美しいことに彼は自社製品の宣伝は一言半句も入れていないのだ。
(出典:開高健『パニック・裸の王様』)

・ことさら私の意を迎えるような一言半句をも口にしなかった。
(出典:吉田満『戦中派の死生観』)

・一言もいわない、一言半句も口に出てこないほど、彼は緊張していた。
(出典:ルブラン/保篠龍緒訳『813(下)(ルパン・シリーズ)』)

・しかしわたしには彼らの言葉が一言半句も理解できなかった。
(出典:E・R・バローズ『創元初訳版/金星シリーズ(全5巻) 5 金星の魔法使』)

・僕は決して一言半句もウソをつきはしなかっただろう。
(出典:谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』)

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類語

一言一句(いちごんいっく)
意味:わずかの言葉。(出典:デジタル大辞泉)

片言隻語(へんげんせきご)
意味:わずかなことば。(出典:精選版 日本国語大辞典)

一言半辞(いちげんはんじ)
意味:わずかの言葉。(出典:精選版 日本国語大辞典)

一言隻句(いちごんせっく)
意味:わずかの言葉。(出典:精選版 日本国語大辞典)

片言隻句(へんげんせっく)
意味:わずかの言葉。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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