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一進一退とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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一進一退

「一進一退の戦況」などのように使う「一進一退」という言葉。

「一進一退」は、音読みで「いっしんいったい」と読みます。

「一進一退」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「一進一退」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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一進一退の意味

「一進一退」には次の意味があります。

・進んだり退いたりすること。また、事態がよくなったり悪くなったりする状態。(出典:デジタル大辞泉)

状況が進んだり、後退したりすることを意味します。
また、情勢などが良くなったり、悪くなったりすることを指すこともあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・このあたりでは敵と味方が一進一退の攻防を繰り返している。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 5-5121小隊 episode TWO』)

・病状が一進一退であるという事情はあったが、ほんとうの理由は別だ。
(出典:山田智彦『銀行 男たちのサバイバル』)

・北の国の春は一度にはおとずれず、一進一退を繰り返しながらやって来る。
(出典:藤沢周平『秘太刀馬の骨』)

・こうして一進一退を続けている内に、浪士たちの意力が敵を克服した。
(出典:大佛次郎『赤穂浪士(下) 〓あり』)

・ところが判事さんの病気は一進一退で、こいつはがっかりものだった。
(出典:トウェイン/鈴木幸夫訳『トム・ソーヤーの冒険』)

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類語

・足踏み状態(あしぶみじょうたい)
意味:景気や経済状態、または交渉などが停滞したり進捗がない状況などを指す表現。(出典:新語時事用語辞典)

・停滞(ていたい)
意味:1か所にとどまって動かないこと。物事が順調に進まないこと。(出典:デジタル大辞泉)

・横ばい(よこばい)
意味:数値の上下変動がなく、一定水準のまま推移していること。(出典:実用日本語表現辞典)

・立ち往生(たちおうじょう)
意味:その場に止まったり途中で行き詰まったりしたまま、処置のしようもなく、動きのとれないこと。(出典:デジタル大辞泉)

・難航(なんこう)
意味:障害が多く、物事がはかどらないこと。(出典:デジタル大辞泉)

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