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月下氷人とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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月下氷人

「月下氷人の役を務める」などのように使う「月下氷人」という言葉。

「月下氷人」は、音読みで「げっかひょうじん」と読みます。

「月下氷人」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「月下氷人」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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月下氷人の意味

「月下氷人」には次の意味があります。

男女の縁を取り持つ人。仲人(なこうど)。(出典:デジタル大辞泉)

月下氷人は月下老人(げっかろうじん)と氷人を合わせた言葉。月下老人は結婚の仲立ちをする意味で、氷人はなこうどを指します。

月や氷など綺麗な漢字を並べた言葉にしたいという思いが働き、月下氷人という四字熟語が生まれたのかもしれないと考えられています。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ソシテその結婚の月下氷人は風ダ、それでこんなのを風媒植物と称える。
(出典:牧野富太郎『植物記』)

・そして海底大陸とわが人類との間をむすぶ月下氷人げっかひょうじんのような役割さええんじていたのだ。
(出典:海野十三『海底大陸』)

・ところで、わたしは月下氷人の柄ではないが、かといって一人の男と女との出会いを妨げたり邪魔したりするのをよいこととも思わない。
(出典:バローズ『火星シリーズ10 火星の古代帝国』)

・時雄は芳子の師として、この恋の証人として一面月下氷人げっかひょうじんの役目を余儀なくさせられたのであった。
(出典:田山花袋『蒲団』)

・むすびの神かみは月下氷人げつかひようじんとか言いふさうだから、恋路こひぢの暗やみを照てらすお月様つきさまは、俺おれにとつては助たすけ神がみのやうなものだ。
(出典:出口王仁三郎『霊界物語 第四二巻 舎身活躍 巳の巻』)

類語

仲人(なこうど)
意味:中に立って橋渡しをする人。特に、結婚の仲立ちをする人。媒酌人。(出典:デジタル大辞泉)

媒酌人(ばいしゃくにん)
意味:媒酌をする人。仲人(なこうど)。(出典:デジタル大辞泉)

橋渡し(はしわたし)
意味:両者の間に入って、とりもつこと。また、その人。仲介。仲立ち。(出典:デジタル大辞泉)

引立役(ひきたてやく)
意味:他の人を目立つようにする役。また、その役の人や物。(出典:精選版 日本国語大辞典)

世話人(せわにん)
意味:他人や仲間のめんどうをよくみる人。商取引、縁談などの仲介をする人(出典:精選版 日本国語大辞典)

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