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軽佻浮薄とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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軽佻浮薄

「軽佻浮薄な行動」などのように使う「軽佻浮薄」という言葉。

「軽佻浮薄」は、音読みで「けいちょうふはく」と読みます。

「軽佻浮薄」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「軽佻浮薄」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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軽佻浮薄の意味

「軽佻浮薄」には次の意味があります。

気分が浮ついていて、行動が軽々しいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

「軽佻」は落ち着きがなく、よく考えないで言動するさまを、「浮薄」は浮ついて軽々しいさまを意味します。
「佻」は「窕」とも書きます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

軽佻浮薄の八十年代は目と鼻の先まで来ていたのだ。
(出典:栗林元『自転車の夏』)

・ところが、三年ぶりにお会いした王には、社交的ながら軽佻浮薄という感じを受けました。
(出典:森福都『長安牡丹花異聞』)

軽佻浮薄とは功利の外に美なるものを愛するを言ふ。
(出典:芥川竜之介『大導寺信輔の半生』)

・レヴュの女優の科白廻しなども、軽佻浮薄めいているからいけないというのではない。
(出典:織田作之助『神経』)

・もっともクッキーごときに心を奪われるのはしょせん軽佻浮薄の輩。
(出典:米澤穂信『古典部シリーズ5 ふたりの距離の概算』)

類語

軽薄(けいはく)
意味:考えがあさはかで、言動に慎重さを欠くこと。また、そのさま。その人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

浅短(せんたん)
意味:あさはかであること。未熟であること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

浅浅しい(あさあさしい)
意味:あさはかで軽々しい。奥深くない。(出典:デジタル大辞泉)

軽はずみ(かるはずみ)
意味:よく考えないで行動したり、ものを言ったりすること。また、そのさま。言動の軽々しい様子。軽率。かろはずみ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

浅薄(せんぱく)
意味:考えや知識が浅く行き届いていないこと。また、そのさま。あさはか。(出典:デジタル大辞泉)

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