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小職とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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小職

「小職までご連絡ください」などのように使う「小職」という言葉。

「小職」は、音読みで「しょうしょく」と読みます。

「小職」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「小職」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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小職の意味

「小職」には次の意味があります。

低い官職。また、官職についている人が自分をへりくだっていう語。(出典:精選版 日本国語大辞典)

もともとは国家公務員が使う言葉でしたが、現在では公務員に限らず、一般の企業で役職を持つ人が自分のことを「小職」と表現することもあります。
「小職」は、口頭ではなく、文書で使うことが多いです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

小職は、おのれの知る限り、秘密の誓いを犯したことのない人間であります。
(出典:ダイン/坂下昇訳『グリーン家殺人事件(下)』)

・すべて小職の失態によるものでありますので、職を辞して責任を負いたく存じます。
(出典:深田祐介『暗闇商人(上)』)

小職が愚考するに、被害者の家族を救済したと、英雄気取りではないのか。
(出典:佐木隆三『復讐するは我にあり』)

・「これは社長の決定でそうなりましたので、小職の勝手な判断ではありません」と、言わずもがなの説明を附け加えるだろう。(出典:辻井喬『いつもと同じ春』)

・大陪審廷に出廷しろという召喚状は、小職の手に持っております。
(出典:ガードナー/能島武文訳『義眼殺人事件』)

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類語

・小生(しょうせい)
意味:男性が自分をへりくだっていう語。多く、手紙文に用いる。ふつう、自分と同等か、目下の人に対して使うものとされる。(出典:デジタル大辞泉)

・当職(とうしょく)
意味:摂関職や管領職などのような地位の高い官職を婉曲にさしていう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・弊職(へいしょく)
意味:職場において自分をへりくだって言う語。ただし、一般的に用いられる表現ではないとする見方もある。(出典:実用日本語表現辞典)

・当方(とうほう)
意味:自分の属している方。自分の方。こちら。(出典:デジタル大辞泉)

本職(ほんしょく)
意味:官吏がその仕事の上で使う自称。本官。(出典:デジタル大辞泉)

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