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気が滅入るとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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気が滅入る

「病気がちで気が滅入る」などのように使う「気が滅入る」という言葉。

「気が滅入る」は、「きがめいる」と読みます。

「気が滅入る」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「気が滅入る」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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気が滅入るの意味

「気が滅入る」には次の意味があります。

・陰気で憂鬱な気分になる。元気がなくなる。(出典:デジタル大辞泉)

「気が滅入る」をわかりやすく言うと、「何か悪いことが起こり、気持ちが沈み憂鬱な気分になる。」という意味になります。
はたから見ると笑顔が消え、声も小さくどんよりした空気をまとった状態です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・他人事ではあっても、男と女のトラブルは、見ているだけで気が滅入る
(出典:樋口有介『探偵は今夜も憂鬱』)

・現在の父の姿が自分の未来の姿かもしれないと思うと気が滅入った
(出典:筒井康隆『(「七瀬」三部作 1) 家族八景』)

・考えれば考えるほど気が滅入ってくるので、おれは気晴らしに庭へ出た。
(出典:菊地秀行『トレジャー・ハンター5 エイリアン怪猫伝』)

・私は最低の人間だ。その一件で私はすっかり気が滅入り、つくづく自分が嫌になってしまった。
(出典:山本弘『神は沈黙せず』)

・彼は役人や軍人が大嫌いなのである。やらねはならなかったこととはいえ、軍服を着て軍人のふりをするのは気が滅入る
(出典:山本弘『妖魔夜行 戦慄のミレニアム(下)』)

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類語

・茫然自失(ぼうぜんじしつ)
意味:あっけにとられて、我を忘れてしまうさま。(出典:デジタル大辞泉)

・しょんぼり
意味:元気がなく、さびしそうなさま。(出典:デジタル大辞泉)

・抜け殻(ぬけがら)
意味:人がうつろな状態である こと。(出典:デジタル大辞泉)

・肩を落とす(かたをおとす)
意味:がっかりして、力が抜けて肩が 垂れ下がる。(出典:デジタル大辞泉)

・意気消沈(いきしょうちん)
意味:意気込みがすっかり衰えること。元気がなくなること。(出典:デジタル大辞泉)

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