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鵜の目鷹の目とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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鵜の目鷹の目

「鵜の目鷹の目で探す」などのように使う「鵜の目鷹の目」という言葉。

「鵜の目鷹の目」は、「うのめたかのめ」と読みます。

「鵜の目鷹の目」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「鵜の目鷹の目」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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鵜の目鷹の目の意味

「鵜の目鷹の目」には次の意味があります。

鵜が魚をあさり、鷹が鳥を求める時の目つきのように、鋭く物を捜し出そうとする目つき。また、そのようなさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「鵜の目鷹の目」を分かりやすくいうと、見落としなく熱心に物や事実を探そうとする目つきのことを言います。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・だから、鵜の目鷹の目で迫害するのも理にかなったことだと信じていた。
(出典:カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第二巻』)

・三条方ではいつも鵜の目鷹の目でこちらの様子をさぐっているにちがいないのだ。
(出典:海音寺潮五郎『天と地と(三)』)

・ひとりは竹竿をもち、ひとりは笊をかかへて鵜の目鷹の目墓地をあるく。
(出典:中勘助『銀の匙』)

・我々が出てくるのを、文字通り、鵜の目鷹の目で見張っていることでしょう。
(出典:貴志祐介『新世界より』)

・運のよかった相手が転落しないかと、鵜の目鷹の目だ。
(出典:山本弘,安田均,高井信『妖魔夜行 しかばね綺譚』)

類語

窺う(うかがう)
意味:ひそかにようすを探り調べる。(出典:デジタル大辞泉)

探る(さぐる)
意味:相手の考えやようす・動きなどを、それとなく調べる。(出典:デジタル大辞泉)

狙い澄ます(ねらいすます)
意味:しっかりとねらいを定める。(出典:デジタル大辞泉)

まじまじ
意味:目を離さないで一心に見つめるさま。(出典:デジタル大辞泉)

ぎょろり
意味:大きな目玉を鋭く動かしてにらむさま。(出典:デジタル大辞泉)

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