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襟を正すとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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襟を正す

「襟を正して聞く」などのように使う「襟を正す」という言葉。

「襟を正す」は、訓読みで「えりをただす」と読みます。

「襟を正す」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「襟を正す」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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襟を正すの意味

「襟を正す」には次の意味があります。

衣服を整え、姿勢を正しくする。また、まじめな気持ちで物事に対処するという態度を示す。(出典:大辞林 第三版)

わかりやすく言うと、「だらけた態度をなおして、まじめな気持ちを態度で表す」という意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ 東大関係者も、これを読むと、わけもなく襟を正すのである、たぶん。
(出典:糸井重里『糸井重里の萬流コピー塾』)

・バスの中の一同、粛然として声なく、中には思わずを正す人もいる。(出典:東海林さだお『ショージ君のにっぽん拝見』)

・ 正三は直かに胸を衝かれ、襟を正さねばならぬ気持がするのであつた。
(出典:原民喜『壊滅の序曲』)

・ 外した右手の袖を入れて襟を正し、まだ濡れている自分の文字を眺めていた。
(出典:本庄陸男『石狩川』)

・風で乱れた着物の襟を正し、江美は風呂敷包みを前に置いた。
(出典:中場利一『えんちゃん 岸和田純情暴れ恋』)

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類語

居住まいを正す(いずまいをただす)
意味:きちんとした姿勢に座りなおす。座り方を改める。(出典:デジタル大辞泉)

威儀を正す(いぎをただす)
意味:身なりを整え、おもおもしい態度をとる。威儀を繕う。(出典:デジタル大辞泉)

畏まる(かしこまる)
意味:謹みの気持ちを表し堅苦しく姿勢を正して座る。正座する。(出典:デジタル大辞泉)

改まる(あらたまる)
意味:きちんとした態度になる。ことさら堅苦しい態度をとる。(出典:大辞林 第三版)

しっかり
意味:動作・行為を着実・真剣に行うさま。 (出典:大辞林 第三版)

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