高騰
「株価が高騰する」などのように使う「高騰」という言葉。
「高騰」は、音読みで「こうとう」と読みます。
「高騰」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「高騰」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
高騰の意味
「高騰」には次の意味があります。
・物価などがひどく上がること。(出典:デジタル大辞泉)
「高騰」という言葉をわかりやすく言うと、「ものの価格が高くなる」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・このところの地価高騰で、いまでは坪三百万とも五百万ともいわれている。
(出典:峰隆一郎『殺人特急逆転の15分』)
・実際においても交換の問題は、価格の高騰及び下落によって解かれている。
(出典:ワルラス・マリー・エスプリ・レオン『純粋経済学要論』)
・米の値段が高騰して、まとめて買うことが出来なくなったのである。
(出典:藤沢周平『漆(うるし)の実のみのる国(下)』)
・最大の問題は、高騰する戦費をどのように分担するかという点である。
(出典:今野敏『宇宙海兵隊ギガース3』)
・民衆は米価の高騰が、多分に一部の商人の悪辣な操作によることを知っていた。
(出典:三浦綾子『海嶺(下)』)
類語
・騰貴(とうき)
意味:物価や相場があがること。(出典:デジタル大辞泉)
・値上がり(ねあがり)
意味:物の値段や料金が高くなること。(出典:デジタル大辞泉)
・値上げ(ねあげ)
意味:物の値段や料金を高くすること。(出典:デジタル大辞泉)
・急騰(きゅうとう)
意味:物価や相場などが急激に上がること。(出典:デジタル大辞泉)
・暴騰(ぼうとう)
意味:物価・株価などが急激に大幅に上がること。(出典:デジタル大辞泉)