頻度
「頻度を増やす」などのように使う「頻度」という言葉。
「頻度」は、音読みで「ひんど」と読みます。
「頻度」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「頻度」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
頻度の意味
「頻度」には次の意味があります。
・物事が繰り返して起こる度合い。(出典:デジタル大辞泉)
ダイエット中は食事の回数を減らしたりしますが、こんな時は「食事の頻度を減らす」という使い方をします。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・彼が事務所に顔を出すことは二週間に一度くらいの頻度ではないだろうか。
(出典:森博嗣『X 2 キラレ×キラレ』)
・ストレス・オスは何といってもその三倍以上の頻度で反応したのである。
(出典:竹内久美子『あなたの知らない精子競争 BCな世界へようこそ』)
・しかも寸断する力の出現の頻度と強度は、筆が進むにつれて増している。
(出典:フロイト/渡辺哲夫訳『モーセと一神教』)
・群を形成していた例もあったが、その頻度は決して高くはなかったのである。
(出典:大迫純一『ゾアハンター 2 ウリエルの娘』)
・しかし、実際に行なわれることがあるし、その頻度は日本でも増えている。
(出典:澤口俊之『あぶない脳』)
類語
・度数(どすう)
意味:回数。また、物事の度合をいう。
(出典:精選版 日本国語大辞典)
・毎度(まいど)
意味:同じ事が繰り返されること。
(出典:デジタル大辞泉)
・都度(つど)
意味:物事が行われるたびごと。毎回。
(出典:デジタル大辞泉)
・ピッチ(ぴっち)
意味:同じことを繰り返したり、また一定の間隔で事を行なったりする場合、その速度や回数。
(出典:精選版 日本国語大辞典)
・連日連夜(れんじつれんや)
意味:「毎日毎日、しかも、昼も夜も」というような意味で用いられる表現。
(出典:Weblio 辞書)