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青天白日とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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青天白日

「青天白日の身になる」などのように使う「青天白日」という言葉。

「青天白日」は、音読みで「せいてんはくじつ」と読みます。

「青天白日」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「青天白日」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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青天白日の意味

「青天白日」には次の意味があります。

青く晴れわたった日ひ和より。転じて、心にやましいと感じることがない状態。特に、無実だと明らかになり、晴れ晴れとした状態。(出典:四字熟語を知る辞典)

「青天白日」は、雲ひとつない青い空を人の気持ちにたとえた言葉であり、やましい気持ちが全くない場合や、疑いがなくなって無罪になった場合などに用いられます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・私も及ばずながら、あなたが青天白日の身になれるよう再審請求や、国家に対する賠償金の要求など、よろしければ、責任をもってやらせていただきます。(出典:山村美紗『殺意のまつり』)

・あゝ如何かして一時も早く、此悩みの雲が晴れ、青天白日、今日の空の様にサラリとなり度いものです。(出典:出口王仁三郎『霊界物語 第三三巻 海洋万里 申の巻』)

青天白日の下でよべるような名前に統一しようというので、国会議員はそれぞれ選挙地の票田を賭けて論争する。(出典:田辺聖子『イブのおくれ毛 II』)

・顔が、日焼けているのは、文字通り青天白日の身となって、釣を愉しんでいるからであろう。(出典:柴田錬三郎『続 江戸群盗伝』)

・貝塚瑞枝殺しの嫌疑をかけられて、どうやら逮捕は免れているものの、青天白日の身となったわけではない。(出典:森村誠一『棟居刑事の情熱』)

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類語

清廉潔白せいれんけっぱく
意味:心や行いが清くて正しく、後ろ暗いところがなにひとつない様子。(出典:四字熟語を知る辞典)

明鏡止水 (めいきょうしすい
意味:心に邪念がなく、明るく澄みきった心境のたとえ。(出典:四字熟語を知る辞典)

無罪放免むざいほうめん
意味:勾留中の被告人が無罪判決を受けて釈放されること。転じて、疑いがすっかり晴れること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

事実無根じじつむこん
意味:根拠となる事実がまったくないこと。事実に基づいていないこと。根も葉もないこと。(出典:デジタル大辞泉)

正正堂堂せいせいどうどう
意味:態度が正しく立派なさま。公明正大で卑怯な手段をとらないさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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