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陣痛とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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陣痛

「ついに陣痛がきた」などのように使う「陣痛」という言葉。

「陣痛」は、音読みで「じんつう」と読みます。

「陣痛」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「陣痛」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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陣痛の意味

「陣痛」には次の意味があります。

出産(分娩)時に定期的に反復する子宮の収縮。胎児の娩出に役立つ。痛みを伴う場合が多いので陣痛の名があるが,痛みには個人差がある。(出典:百科事典マイペディア)

子を産むときに訪れる、周期的に繰り返す子宮収縮で、多くの場合に痛みを伴うものです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

陣痛の際の女性にはできるかぎり思いどおりにさせるべきだと思うからだ。
(出典:ハインライン『愛に時間を2』)

陣痛の苦しみに気が遠くなって、このまま死んでしまうのではないか。
(出典:高見順『敗戦日記 〈青空文庫滞欧txt 表紙・挿絵付〉』)

・花子の陣痛がややせわしくなったのは、八時を過ぎたころからであった。
(出典:新田次郎『孤高の人』)

・最初の産声が聞こえたのは、陣痛が始まってから半日も経った深夜である。
(出典:三浦真奈美『風のケアル 第5巻 旭光へ翔ける翼』)

・われわれの国は、今や陣痛を起こした子宮のような状態にあるとも言える。
(出典:倉橋由美子『アマノン国往還記』)

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類語

産気さんけ
意味:子どもの生まれそうな様子。出産のけはい。(出典:精選版 日本国語大辞典)

破水はすい
意味:分娩時に卵膜が破れて、中の羊水(ようすい)が流れ出ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

産褥さんじょく
意味:妊娠・出産によって生じた母体の形態的・機能的変化が出産後に妊娠前の状態にほぼ回復(復古)するまでの期間をいう。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

胎動たいどう
意味:子宮内における胎児の運動をいう。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

出産しゅっさん
意味:子を産むこと。また、子が生まれること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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