金色
「金色の城」などのように使う「金色」という言葉。
「金色」は、音読みで「こんじき」と読みます。
「金色」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「金色」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
金色の意味
「金色」には次の意味があります。
・黄金の色。きんいろ。(出典:デジタル大辞泉)
英語で言えば「ゴールド(gold)」です。
「こがねいろ」や「山吹色(やまぶきいろ)」ともいいます。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・その鳥の全身から出る金色の光に、王子は眼がくらみそうになりました。
(出典:三宅幾三郎『ワンダ・ブック——少年・少女のために——』)
・西の空は金色の光に被われ、地球の上に金の潮を流しているようでした。
(出典:バーネット・フランシス・ホジソン・エリザ『小公女』)
・寄り集まって金色の魚の話をしたのであります。
(出典:小川未明『金の魚』)
・人間の頭位の大きさで眼が金色に光ってるということであった。
(出典:豊島与志雄『蝦蟇』)
・金色の二つの蝙蝠が飛んである緑いろの小さな紙箱はそこから出た。
(出典:太宰治『思ひ出』)
類語
・黄金色(こがねいろ)
意味:黄金のもつ、輝く黄色。山吹色。(出典:デジタル大辞泉)
・黄色(きいろ)
意味:三原色の一つで、黄の色。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・飴色(あめいろ)
意味:水飴のような色。透明な黄褐色。(出典:デジタル大辞泉)
・山吹色(やまぶきいろ)
意味:ヤマブキの花のような色。黄色。(出典:デジタル大辞泉)
・黄土色(おうどいろ)
意味:黄土に似た茶色みをおびた黄色。(出典:日本国語大辞典)