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里親とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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里親

「里親になる」などのように使う「里親」という言葉。

「里親」は、訓読みで「さとおや」と読みます。

「里親」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「里親」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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里親の意味

「里親」には次の二つの意味があります。

1他人の子を里子としてあずかった人。
2児童福祉法に基づき、都道府県知事の委託をうけて保護者のない児童などを引き取って養育する人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

里親の意味①「他人の子を里子としてあずかった人。」

「里親」の一つ目の意味は「他人の子を里子としてあずかった人。」です。

里親里子には法的親子関係は発生せず、養子縁組による関係とは異なります。
また、捨てられた犬猫などの小動物を一時的に預かり、良い飼い主へと譲渡する役目を担う人のことも「里親」と言います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・俺の里親となったのも、そうした背景があったからだろう。
(出典:霞流一『ロング・ドッグ・バイ』)

里親の心情としたら、やはりむくむくとした子犬をもらって育てたいものだ。
(出典:群ようこ『ネコの住所録』)

・ビビをこんなにも無防備にしてくれる里親がはたして今後現れるのか?
(出典:森絵都『風に舞いあがるビニールシート』)

・しかも、今は富子の産んだ義尚のライバルである義視の里親になっている。
(出典:平岩弓枝『江戸の娘』)

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類語

篤志家とくしか
意味:篤志のある人。特に、社会奉仕・慈善事業などを熱心に実行・支援する人。(出典:デジタル大辞泉)

継母ままはは/けいぼ
意味:父の妻で、自分と血のつながっていない母(出典:デジタル大辞泉)

保育士ほいくし
意味:保育所・養護施設などの児童福祉施設で、児童の保育に当たる職員。(出典:デジタル大辞泉)

子守りこもり
意味:子供の面倒をみること。また、その人(出典:デジタル大辞泉)

里親の意味②「児童福祉法に基づき、都道府県知事の委託をうけて保護者のない児童などを引き取って養育する人。」

「里親」の二つ目の意味は「児童福祉法に基づき、都道府県知事の委託をうけて保護者のない児童などを引き取って養育する人。」です。

児童福祉法の里親制度における里親登録簿に登録された「里親」のことです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

里親になれる資格は、二五歳以上六〇歳未満、家が二部屋一〇畳以上あること。
(出典:山本弘『神は沈黙せず』)

・孤児院にいる者たちの中で、一人二人と里親や引き取り手が見つかるとそう思う。
(出典:雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス12 ブラック・アラベスク』)

・子供を乳母、女中、保姆、里親などに任せるのは太抵の場合両親の罪悪であり、子供の一大不幸であることを切実に感じている。
(出典:与謝野晶子『母性偏重を排す』)

・それを見た里親希望者からの連絡があると、ホームページの担当者が所定のアンケートに対する回答を求めて身元を確認したのち、見合いと称する対面の日時を調整する。
(出典:森絵都『風に舞いあがるビニールシート』)

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類語

児童養護施設じどうようごしせつ
意味:乳児を除く保護者のいない児童や虐待されている児童などを入所させて養護し、あわせてその自立を支援することを目的とする施設。(出典:デジタル大辞泉)

乳児院にゅうじいん
意味: 児童福祉施設の一つ。家庭で保育を受けられない乳児の養育を目的とするもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)

託児所たくじしょ
意味:保護者に代わって乳幼児を預かり、保育する施設。(出典:デジタル大辞泉)

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