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沸点とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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沸点

「沸点に達する」などのように使う「沸点」という言葉。

「沸点」は、音読みで「ふってん」と読みます。

「沸点」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「沸点」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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沸点の意味

「沸点」には次の意味があります。

液体が沸騰しはじめるときの温度。ふつう1気圧のときの温度をいう。水の場合はセ氏100度(正確には99.97度)。沸騰点。(出典:デジタル大辞泉)

沸騰する温度のことを言いいます。
また、比喩として人の感情の沸点(飽和点)という用法でも使います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そして、ここで彼の頭の温度が一瞬にして沸点を越えたのだった。
(出典:稲泉連『僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由』)

・しかし、その爆発しそうな気持ちは、沸点寸前になって、ふっと消えた。
(出典:板東眞砂子『蟲』)

・それからグライムズはレーザー工具を使って水を沸点近くまで加熱した。
(出典:A・バートラム・チャンドラー『銀河辺境シリーズ(全25巻) 13 惑星総督グライムズ』)

・水の沸点はとうに越えており、過熱された蒸気の層をつかのま通りぬけた。
(出典:アーサー・C・クラーク『宇宙の旅〈オデッセイ〉シリーズ(全4巻) 2 2010年宇宙の旅』)

・ここで各成分の沸点の差に応じてそれぞれの溜分に分けられる。
(出典:松本清張『空の城』)

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類語

沸騰点(ふっとうてん)
意味:ふってん(沸点)(出典:デジタル大辞泉)

極限(きょくげん)
意味:物事の限度ぎりぎりのところ。(出典:デジタル大辞泉)

閾値(いきち)
意味:ある反応を起こさせる、最低の刺激量。しきいち。(出典:デジタル大辞泉)

極点(きょくてん)
意味:物事が到達できる最終的な点。物事の度合いの最も高まったところ。(出典:デジタル大辞泉)

Max(マックス)
意味:《maximumの略》最大。最大限。極限。(出典:デジタル大辞泉)

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