配属
「本社への配属」などのように使う「配属」という言葉。
「配属」は、音読みで「はいぞく」と読みます。
「配属」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「配属」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
配属の意味
「配属」には次の意味があります。
・割り当ててそれぞれの部署に定めること。(出典:デジタル大辞泉)
「配属」をわかりやすく言うと「持ち場を与えること。」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・彼の新しい配属先の発表もあり、母親が誇らしげな顔をするのが見えた。
(出典:アン・マキャフリイ『パーンの竜騎士シリーズ(全16巻) 16 竜と竪琴師』)
・二級、一級と進んで、三級兵士に任ぜられる時はじめて配属が決まる。
(出典:川又千秋『時間帝国』)
・加えて会社の配属も変わり名古屋へ行く機会も少なくなった。
(出典:阿刀田高『待っている男』)
・彼もまた、アルフという男の配属に、心穏やかでいられぬ者の一人だった。
(出典:皆川ゆか『機動戦士ガンダム外伝 戦慄のブルー』)
・彼も、生家に近い町につくられた五十人くらいの子会社に配属になった。
(出典:浅野誠『ビジネスマンの精神病棟』)
類語
・所属(しょぞく)
意味:個人や事物などが、ある団体・組織にその一員・一部として加わっていること。(出典:デジタル大辞泉)
・帰属(きぞく)
意味:特定の組織体などに所属し従うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・配置(はいち)
意味:特定の場所や持ち場、あるいはそこに割り当てることなどを意味する表現。(出典:デジタル大辞泉)
・配する(はいする)
意味:割り当てる。(出典:デジタル大辞泉)
・割当(わりあて)
意味:ある物事を部分にわけて、それぞれに担当させること。(出典:実用日本語表現辞典)