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家柄とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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家柄

「立派な家柄」などのように使う「家柄」という言葉。

「家柄」は、訓読みで「いえがら」と読みます。

「家柄」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「家柄」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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家柄の意味

「家柄」には次の二つの意味があります。

1 家の格式。先祖からの家すじの品格。歴史的な家格。
2 家の格式の高いこと。また、その家。(出典:精選版 日本国語大辞典)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

家柄の意味①「家の格式。先祖からの家すじの品格。歴史的な家格。」

「家柄」の一つ目の意味は「家の格式。先祖からの家すじの品格。歴史的な家格。」です。

この意味では、「先祖から引き継いできた家の格式」のことを指します。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・源氏の母の出た家は、豊かではあったが、家柄はそれ程高くはなかった。
(出典:折口信夫『反省の文学源氏物語』)

・というより、もともとこちらの楊家のほうが家柄がよかったようである。
(出典:田中芳樹『風よ、万里を翔けよ』)

・たしかに普通の家柄ではその時代の権力を掌握するのに時間がかかる。
(出典:奈須きのこ『月姫 太陽(シエル・グッドエンド)』)

・それに、家柄の違う結婚が、こんなに気を遣うものだとは知らなかった。
(出典:谷瑞恵『伯爵と妖精 第11巻 花嫁修業は薔薇迷宮で』)

・あの人にとっては、家柄というものがすべてだと思っているんです。
(出典:ガードナー/能島武文訳『奇妙な花嫁』)

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家柄の意味②「家の格式の高いこと。また、その家。」

「家柄」の二つ目の意味は「家の格式の高いこと。また、その家。」です。

この意味では、「立派な家柄」などのように、家の格式が社会的に高い場合に使われます。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・有力な家柄の人間たちは皇帝の地位を求めてすでに作戦を開始している。
(出典:エディングス『ベルガリアード物語2 蛇神の女王』)

・彼女が生まれた家の家柄であり、彼女の属している階級の伝統であった。
(出典:佐左木俊郎『街頭の偽映鏡』)

・商家ではあるが、かなり上流の家柄で女子の相続が認められているのだ。
(出典:井上祐美子『五王戦国志7 暁闇篇』)

・そういう津本新平は今年六十五歳、家柄ではあるが別に財産はなかった。
(出典:犬田卯『瘤』)

・それにあの人は貴族の家柄だなんてことは一言も言ってません。
(出典:アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯』)

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