進撃
「進撃する」などのように使う「進撃」という言葉。
「進撃」は、音読みで「しんげき」と読みます。
「進撃」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「進撃」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
進撃の意味
「進撃」には次の意味があります。
・前進して敵を攻撃すること。攻撃しながら前進すること。(出典:デジタル大辞泉)
「進撃」は、戦いなどで相手を攻める場合に使います。
対義語は「退却」で、相手から逃げる場合に使います。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・補給を受け、すでに十二時の時点で四度目の進撃作戦を成功させていた。
(出典:榊涼介 『ガンパレード マーチ 14 山口防衛戦3』)
・背後では、クラスの何人かが阪神の猛進撃と勝利に凱歌をあげている。
(出典:賀東招二 『フルメタル・パニック!サイドアームズ2 極北からの声』)
・上杉勢が決戦の構えを見せると、武田軍はにわかに進撃はできなかった。
(出典:新田次郎 『武田勝頼(二)』)
・眼前に曹軍五十万が進撃して来なくては、気分が出ないのだろう。
(出典:酒見賢一 『泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部』)
・深く金国の領土に進撃して、かつての首都開封の近くにまで迫ったこともあった。
(出典:田中芳樹 『紅塵』)
類語
・侵撃(しんげき)
意味:侵入して攻撃すること。(出典:デジタル大辞泉)
・進攻(しんこう)
意味:進軍して敵を攻めること。進撃。(出典:デジタル大辞泉)
・突撃(とつげき)
意味:敵陣めがけて、勢いよく突っこんでいくこと。(出典:デジタル大辞泉)
・切り込む(きりこむ)
意味:刀を抜いて切って入る。踏み込んで切る。(出典:デジタル大辞泉)
・突貫(とっかん)
意味:ときの声をあげて、敵陣へ突き進むこと。吶喊(とっかん)。
(出典:デジタル大辞泉)