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泰斗とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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泰斗

「彼は出版業界の泰斗である」などのように使う「泰斗」という言葉。

「泰斗」は、音読みで「たいと」と読みます。

「泰斗」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「泰斗」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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泰斗の意味

「泰斗」には次の意味があります。

・「たいざんほくと(泰山北斗)」の略。ある分野における権威者。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「彼は出版業界の泰斗である」は「彼は出版業界の権威者である」という意味です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・こうした記録の手段にかけては並ぶ者のいない泰斗であった。
(出典:古川日出男『アラビアの夜の種族1』)

・明治大正に於ける兵学の泰斗といわれた楠正位の「武蔵談義」によると。
(出典:山田風太郎『忍法剣士伝』)

・早苗も名前を知っている医学界の泰斗が、公式に『危険はない』としたのである。
(出典:貴志祐介『天使の囀り』)

・地球にいる土壌物理学の泰斗は、なかでもいちばん損な役まわりだった。
(出典:アーサー・C・クラーク『渇きの海』)

・ラインハルトといえばドイツの近代劇と演出の泰斗である。
(出典:宮本百合子『明日の知性』)

類語

・権威(けんい)
意味:ある分野において優れたものとして信頼されていること。その分野で、知識や技術が抜きんでて優れていると一般に認められていること。また、その人。オーソリティー。(出典:デジタル大辞泉)

・第一人者(だいいちにんしゃ)
意味:ある社会や分野で、いちばんすぐれていると認められた人。(出典:デジタル大辞泉)

・大御所(おおごしょ)
意味:すでに引退して表面に出ないが、その世界で大きな勢力をもっている人。また、その道の大家として大きな勢力をもつ人。(出典:デジタル大辞泉)

・達人(たつじん)
意味:技芸・学問の奥義に達している人。達者。(出典:デジタル大辞泉)

・名人(めいじん)
意味:技芸にすぐれている人。また、その分野で評判の高い人。(出典:デジタル大辞泉)

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