スポンサーリンク

手練とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

スポンサーリンク

手練

「彼は手練の騎士だ」などのように使う「手練」という言葉。

「手練」は、訓読みで「てだれ」と読みます。

「手練」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「手練」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

スポンサーリンク

手練の意味

「手練」には次の意味があります。

・《「てだり」の音変化。「てたれ」とも》技芸・武芸などに熟達していること。腕きき。
(出典:デジタル大辞泉)

「手練」は「手足れ」と表記する場合もあります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・その男たちは、最初に事をおこした連中とは比較にならぬ手練れだった。
(出典:上橋菜穂子『守り人シリーズ11 短編集 流れ行く者』)

・丁稚が声もあげずに横倒しになったのは襲撃者の手練といってよかった。
(出典:柴田錬三郎『江戸群盗伝』)

・まさかあれほどの手練があの場面に介入してくるなんて予想外すぎます!
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 10 来訪者編 <中>』)

・それから彼は見事な手練でもってあの獣までも、突き殺してしまった。
(出典:アプレイウス/呉茂一,国原吉之助訳『黄金のロバ』)

・なるほど、よい形で、さすがに手練の程も偲ばれないことはありません。
(出典:中里介山『大菩薩峠』)

類語

・腕利き(うできき)
意味:技能がすぐれていること。また、その人。うでこき。うでっこき。(出典:デジタル大辞泉)

・腕達者(うでだっしゃ)
意味:腕力や技能のすぐれていること。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)

・達人(たつじん)
意味:技芸・学問の奥義に達している人。達者。(出典:デジタル大辞泉)

・名人(めいじん)
意味:技芸にすぐれている人。また、その分野で評判の高い人。(出典:デジタル大辞泉)

・名手(めいしゅ)
意味:すぐれた技量をもつ人。名人。(出典:デジタル大辞泉)

タイトルとURLをコピーしました