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尻尾とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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尻尾

「尻尾を掴む」などのように使う「尻尾」という言葉。

「尻尾」は、音読みで「しっぽ」と読みます。

「尻尾」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「尻尾」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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尻尾の意味

「尻尾」には次の三つの意味があります。

1 動物の尾、また、魚の尾びれ。
2 尾に似たもの。また、細長いものの末端。
3 隠していたことやごまかしが現れる端緒。 (出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

尻尾の意味①「動物の尾、また、魚の尾びれ。」

「尻尾」の一つ目の意味は「動物の尾、また、魚の尾びれ。」です。

単純に、動物などの尾を指します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・もちろん狐の洋服ですから、ずぼんには尻尾を入れる袋もついてあります。
(出典:宮沢賢治『茨海小学校』)

・だが、塩を鳥の尻尾に乗せようにも、鳥に近づくのが絶対不可能だった。
(出典:モーム/北川悌二訳『人間の絆(上)』)

・「にゃあ」と猫たちは尻尾を振った。
(出典:三田誠『レンタルマギカ 第1巻 魔法使い、貸します!』)

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類語

尾(お)
意味:動物のしっぽ。(出典:デジタル大辞泉)

尾っぽ(おっぽ)
意味:尾。(出典:デジタル大辞泉)

尻尾の意味②「尾に似たもの。また、細長いものの末端。」

「尻尾」の二つ目の意味は「尾に似たもの。また、細長いものの末端。」です。

比喩的に、動物などの尻尾に似ているものを意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・プラグスーツに尻尾が付いてないことを今から祈ったほうが良いんだろうか?
(出典:九条公人『逆行EVA劇場その7』)

・稜線は鋸の刃のようだ。敦煌の町を出て一時間経っているのに、その尻尾はまだ続いている。
(出典:井上靖『私の西域紀行(下)』)

・行列の尻尾に並ぶ。

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類語

どん尻(どん尻)
意味:最も終わりであること。どんじまい。最後。(出典:精選版 日本国語大辞典)

最後(さいご)
意味:物事のいちばんあと、または後ろ。いちばん終わり。最終。(出典:デジタル大辞泉)

最後尾(さいこうび)
意味:長く続いたり、つながっているものの、いちばん後。(出典:精選版 日本国語大辞典)

尻尾の意味③「隠していたことやごまかしが現れる端緒。」

「尻尾」の三つ目の意味は「隠していたことやごまかしが現れる端緒。」です。

化けた狐や狸の正体が尻尾によってバレることから、証拠や手掛かりというような意味で使います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・なにかやっているにちがいないのだが、決して尻尾をつかませなかった。
(出典:ハメット/砧一郎訳『コンティネンタル・オプ』)

尻尾を出しそうな奴は黙って引っ込んでいるほうがいいぜ。
(出典:有島武郎『ドモ又の死』)

・連中はおれたちの尻尾を握ってしまっているんだぜ。
(出典:ハインライン『地球の緑の丘』)

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類語

取っ掛かり(とっかかり)
意味:物事を始めること。また、物事を始める最初の手がかり。(出典:デジタル大辞泉)

証拠(しょうこ)
意味:一定の根拠に基づいて、事実を証明すること。証明のよりどころとすること。また、その材料。証明の根拠。あかし。しるし。証左。(出典:精選版 日本国語大辞)

糸口(いとぐち)
意味:きっかけ。手がかり。(出典:デジタル大辞泉)

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