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交錯とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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交錯

「夢と現実が交錯する」などのように使う「交錯」という言葉。

「交錯」は、音読みで「こうさく」と読みます。

「交錯」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「交錯」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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交錯の意味

「交錯」には次の意味があります。

・いくつかのものが入りまじること。(出典:デジタル大辞泉)

「交錯」の「交」は2つ以上のものがまじわることを意味し、「錯」は乱れて入りくむ事を意味するので、「交錯」は複数のものがまじわることを指します。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ふたりの眼と眼のあいだに、なにかしら光のようなものが交錯するんだ。
(出典:阿刀田高『猫の事件』)

・周社長としては、怒りと虚しさが交錯した気分であったかもしれません。
(出典:吉村達也『ワンナイトミステリー7 「北京の龍王」殺人事件』)

・これには、微妙に生活の又ほかの面からの影響とも交錯していると思う。
(出典:宮本百合子『獄中への手紙』)

・この作品のギャグの多くは、夢と現実の交錯するところから生れている。
(出典:小林信彦『世界の喜劇人』)

・千五百名を超える引き揚げ者たちの表情は不安と期待が交錯していた。
(出典:三浦綾子『ちいろば先生物語』)

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類語

・入交じる(いりまじる)
意味:さまざまのものがまじり合う。(出典:デジタル大辞泉)

・混成(こんせい)
意味:いくつかまぜ合わせてつくること。また、まじり合ってできること。(出典:デジタル大辞泉)

・混同(こんどう)
意味:まじり合って一つになること。(出典:デジタル大辞泉)

・いざこざ
意味:もめごと。争いごと。ごたごた。(出典:デジタル大辞泉)

・複雑(ふくざつ)
意味:物事の事情や関係がこみいっていること。入り組んでいて、簡単に理解・説明できないこと。一面的ではないこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

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