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頓挫とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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頓挫

「事業が頓挫する」などのように使う「頓挫」という言葉。

「頓挫」は、音読みで「とんざ」と読みます。

「頓挫」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「頓挫」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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頓挫の意味

「頓挫」には次の意味があります。

勢いが急に弱まること。また、計画や事業などが途中で遂行できなくなること。(出典:デジタル大辞泉)

「頓」は「急であること」、「挫」は「勢いが衰えること」という意味を持つ漢字です。
「頓挫」は漢字の通り「急に勢いが衰えること」を意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・もしそうだとすると、浅見の取材は頓挫することになりかねない。
(出典:内田康夫『怪談の道』)

・進路指導では就職の話を進めたが、母の強硬な反対にあって頓挫している。
(出典:沢木冬吾『償いの椅子』)

・一週間前の降板ということになれば、公演が頓挫するのは確実だ。
(出典:神永学『コンダクター』)

・それが半分頓挫したと見るや、すぐに金を返しに来る思い切りのよさ。
(出典:垣根涼介『ヒート アイランド』)

・ところが最初に狙ったサービスの規模が機械の能力に比べて大きすぎたために、この計画が頓挫した。
(出典:富田倫生『青空のリスタート』)

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類語

一服する(いっぷくする)
意味:タバコをのんでしばらく休息すること。また、単にしばらく休息すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

膠着(こうちゃく)
意味:ある状態に固定して一向に変化しないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

中断(ちゅうだん)
意味:一つづきのものが中途できれること。また、中途でたちきること。とだえること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

低迷(ていめい)
意味:低く垂れ下がってさまようこと。低くただようこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

暗礁に乗り上げる(あんしょうにのりあげる)
意味:思いがけない困難によって、事の進行が妨げられること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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