迫力
「迫力満点」などのように使う「迫力」という言葉。
「迫力」は、音読みで「はくりょく」と読みます。
「迫力」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「迫力」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
迫力の意味
「迫力」には次の意味があります。
・見る人や聞く人の心に強く迫る力。(出典:デジタル大辞泉)
人の心に強く働きかけて、圧倒するような感じを与える力を意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・鏡を前にして迫力のある首つりの演技を練習していたのであろう。
(出典:上野正彦『死体は生きている』)
・その一言一言には反論を許さぬ迫力があった。
(出典:水野良『剣の国の魔法戦士』)
・これまでに見たどんな扉よりも巨大な、圧倒的な迫力に満ちた石細工であった。
(出典:菊地秀行『吸血鬼ハンター17b D-白魔山 下』)
・両者とも女とは思えぬド迫力だった。
(出典:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第12巻』)
・燃え上がる拳をぐるんと一回転させ、大迫力の右ストレートパンチを撃ち出す。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第13巻 -水際の号火』)
・真っ赤な口と凶悪そうな目つきは、迫力満点だった。
(出典:貴志祐介『クリムゾンの迷宮』)
・真っ黒なサングラスをかけた風貌は、あいかわらず迫力充分だった。
(出典:貴志祐介『新世界より』)
・この僕を脅かすには、姉さんの怒ったポーズはあまりに迫力不足だ。
(出典:井上堅二『バカとテストと召喚獣 5』)