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辛抱とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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辛抱

「辛抱強く我慢する」などのように使う「辛抱」という言葉。

「辛抱」は、音読みで「しんぼう」と読みます。

「辛抱」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「辛抱」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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辛抱の意味

「辛抱」には次の意味があります。

・つらいことや苦しいことをがまんすること。こらえ忍ぶこと。(出典:デジタル大辞泉)

「辛抱」は「心棒」とも書きます。
もともと「辛抱」は仏教用語で「心の働き」を意味する「心法」という言葉であり、これが転じて現在の意味や表記になったと考えられています。
「辛抱」と「心棒」は、いずれも当て字とされています。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・私は辛抱が足りない人間なので、嫌になるとすぐ会社をやめてしまった。
(出典:群ようこ『飢え』)

・私は自分がこの上侮辱される事は辛抱が出来ないのですから。
(出典:伊藤野枝『成長が生んだ私の恋愛破綻』)

・いつもひどく受けながら、辛抱づよく我慢したのだった。
(出典:ポー・エドガー・アラン『黒猫』)

・毎月三円宛残して年に三十六円、三年辛抱するとすれば百円の余にもなる。
(出典:石川啄木『天鵞絨』)

・たいていの者は辛抱しかねて、もとの古巣へ戻って来るのであります。
(出典:喜田貞吉『融和促進』)

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類語

・堪える(こらえる)
意味:耐える。こらえる。がまんする。(出典:デジタル大辞泉)

・耐え忍ぶ(たえしのぶ)
意味:つらさや苦しさをがまんする。じっと辛抱する。(出典:デジタル大辞泉)

・堪忍(かんにん)
意味:肉体的な痛みや苦しい境遇などをじっとこらえること。我慢すること。忍耐。(出典:デジタル大辞泉)

・我慢(がまん)
意味:耐え忍ぶこと。こらえること。辛抱。(出典:デジタル大辞泉)

・忍耐(にんたい)
意味:苦難などをこらえること。(出典:デジタル大辞泉)

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