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転嫁とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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転嫁

「責任転嫁」などのように使う「転嫁」という言葉。

「転嫁」は、音読みで「てんか」と読みます。

「転嫁」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「転嫁」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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転嫁の意味

「転嫁」には次の意味があります。

自分の罪・責任などを他になすりつけること。(出典:デジタル大辞泉)

責任などの他に、コストを上乗せすることなども「転嫁」と言います。
「価格転嫁」で「材料費の増加分などを製品の価格に上乗せすること」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・この歳になって責任を他に転嫁することはできなかった。
(出典:小林信彦『ビートルズの優しい夜』)

・犯罪の一切を、私に転嫁しようとしたのであろう。
(出典:佐左木俊郎『三稜鏡』)

・自分の失敗の責任を、相手になすりつけるような責任の転嫁は、卑劣な行為だ。
(出典:森瑤子『デザートはあなた』)

・名声は、使用人にではなく、目にみえない主人に転嫁すべきものだからである。
(出典:ヴェブレン/高哲夫訳『有閑階級の理論 ―制度の進化に関する経済学的研究』)

・労賃に対する租税は、貧民から富者に転嫁されるであろう。
(出典:リカード・デイヴィッド『経済学及び課税の諸原理』)

・問題のすりかえ、責任の転嫁もよいところである。
(出典:三浦綾子『孤独のとなり』)

・ちょっとなに責任転嫁してるわけ!?
(出典:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第4巻』)

・自らの判断の誤りと不幸を、他人に責任転嫁しようとしたことにある。
(出典:ジョン・ヴァーリイ『バービーはなぜ殺される』)

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