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赴任とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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赴任

「単身赴任」などのように使う「赴任」という言葉。

「赴任」は、音読みで「ふにん」と読みます。

「赴任」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「赴任」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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赴任の意味

「赴任」には次の意味があります。

職務として任命されたところへ行くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「赴任」をわかりやすく言うと、「仕事で命じられた勤務先におもむくこと」という意味です。
「赴」は「ある場所へ行く」、「任」は「任命する」という意味を持ちます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・昭和三十八年に今治に赴任したぼくは、今年で、ちょうど十年になる。
(出典:三浦綾子『ちいろば先生物語』)

・外交官の赴任先のひとつとして、かれは日本にやって来たのである。
(出典:長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(下)』)

・父親が春から仙台に単身赴任をしているので、実質住んでいるのは三人になる。
(出典:初野晴『水の時計』)

・現在、商社に勤務していて、海外に二年ほど赴任しなければならなくなった。
(出典:川島誠『もういちど走り出そう』)

赴任早々、どうしてそんな悪感情を生徒から抱かれなくてはいけないのか。
(出典:万城目学『鹿男あをによし』)

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類語

転勤(てんきん)
意味:同じ官庁や企業などの中で、勤務地が変わること。(出典:デジタル大辞泉)

出動(しゅつどう)
意味:軍隊・消防隊などが、活動するために出向くこと。(出典:デジタル大辞泉)

就業(しゅうぎょう)
意味:職業についていること。(出典:大辞林 第三版)

出張(しゅっちょう)
意味:仕事で、勤め先・職場を離れて、他の土地に出かけること。(出典:大辞林 第三版)

着任(ちゃくにん)
意味:任地へ着くこと。任命された職務に就くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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